「早くしろ!!」
毎朝、子供に必ず口にしてしまう。
「片付けろ!!」
毎晩、子供と妻に必ず口にしてしまう。
!マークが二つ付いている。
語気が強いということだ。
語気が強いというレベルではないかも。
客観的にみたら怒鳴っているのだろう。
こんな口調、仕事場では絶対口にしない。
死んでもしない。
こんな口調、今のご時世、即パワハラだ。
職場では礼儀正しく振舞える。
それに、頭ではわかっている。
怒鳴って、命令すれば、一時的に行動は従わせることができる。
しかし、長期的に子供へはマイナスだ。
保育士の妻からも言われるし、子育て本にも書いてある。
でも、なかなかやめることができない。
なんでなんだ。なんかの中毒なのか。
会社ではあんなに礼儀正しく振舞えるのに、
家族の前では醜態を晒す。
会社では感情を押し殺せるのに、
家族の前では抑えられない。
会社のように振舞えたならどんなに楽だろうか。
保育士の妻からは、
周りのパパはみんな優しい。と聞く。
そんなに世間のパパは家で穏やかなものなのか。
時間を守らない、物が片付いていない。
仕事では周りのみんなのおかげでそんなことは滅多にない。
子供がいる家庭では日常茶飯事。
子供はコントロールできない。
してはいけない。
コントロールできないものへの対処法。
コントロールできるものだけに集中する。
コビー先生の7つの習慣に書いてあった。
自分が出かける支度をする。
自分が物を片付ける。
子供はよく見ているもので、
たまに出かける前のお着替えも寝る前のお片付けを自分からするものだ。
それが引き出されるのを徹底的に待つしかない。
今の仕事場では幸い、まわりの方々に恵まれ、
時間を守ること、物を片付けることを指示命令するまでもない。
家族の前では辛抱だ。胆力を鍛えているのだ。
今の時代、仕事場では的確な指導が求められる。
俺の背中を見せる。背中で見せて育てる。なんて言ったら笑いものだ。
ただ、家庭で子供に対しては背中で見せていく。
的確な指導なんてものはない。
これは、将来の勉強についてもいえる。
子供に勉強してほしかったら、親が楽しんで勉強していればよい。
子供に本を読んでほしかったら、親が楽しんで本を読んでいればよい。
話がそれたが、
と、まあ単純な話さ、
30代の大人が3歳の子供にキレんなよって。。。
でも、まあ今日も朝、着替えなくてイラついたし、
昨晩もおもちゃ片付けてイラついた。
でもイラつきの大きさは徐々に減ってきている。
イラつきそうになったら、
「子供にはまだ「時間」の概念の形成が薄い。」
「そりゃそうだ、概念がないのにそれを守る概念があるわけがない。」
「子供はただ物を散らかすことに喜びを感じる。」
「喜びを感じてるならいいじゃないか。これほど素晴らしいことはない。」
「父は喜んで、喜びの後始末をしよう。」
と唱えて、冷静になろう。
おなかすいた。
昼飯は蕎麦を茹でよう。