穴ブログ~穴馬特化型予想~

穴にまつわるブログです。穴とは「欠点・弱点」のほかに「他人が気づかない良い事柄」 という意味もあります。私自身が穴だらけの人間であり、天邪鬼なため”穴”馬や”穴”場を好みます。 他人が気づかないことに気づける感性を持ち続けるためのブログです。

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【投資初心者】未知の市場相場でこそ長期積立投資が有効な理由【鉄板ルール】

 

単純に下がれば買いの逆張りが効かなくなりそうな市場状況だそうです。

それは、未知のコロナウイルスの感染拡大と金融緩和に頼る株価上昇が掛け合わされているためです。

ここで威力を発揮するのは、やはり長期を見据えた積立投資でしょう。

①20〜30年を見据えれば下落相場は平均取得単価を下げられ、保有資産を増やす絶好のチャンスになります。

②また、相場の乱高下にヤキモキすることもなくなり、精神的にも安定します。←これ大事

 

私は、今月もコツコツ積み立てます。

 

長期積立(資産運用)をする前に、まずは貯蓄(貯金)ができる体質を作っておくことが賢明です。

 

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intiraimi020406.hatenablog.com

 

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異常値が示す荒れ相場―「下がれば買い」崩れる可能性も(スクランブル)

2020/02/27  日本経済新聞 朝刊  18ページ  

 株式市場で投資家の動揺が収まらない。26日の日経平均株価は前日比179円安と、前日の米国株急落のわりに落ち着いた動きにみえる。だが市場データを分析すると、見た目以上に市場は揺れており、投資家の予想を超える異常な値動きが過去20年ではなかった高頻度で発生しているという。下落局面で買い向かうというここ数年の勝ちパターンは崩れる可能性がある。
 「思ったより大きな売りも買いも出ていないけど」。26日、日経平均が下げ幅を縮める中でもあるベテラン日本株トレーダーは浮かない様子だった。「過去の経験通りにいかない相場になるのではないか」
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 不安の原因は何か。1つは、実体経済の支えなしで、金融緩和で上昇してきた株価への違和感だ。つい最近まで米欧株は最高値、日本株も28年ぶり高値圏にあった。この状態で株価が本格的な調整を始めた場合に「反動がどれほど大きくなるのか、経験したことがない」(国内証券)という。
 この違和感が杞憂(きゆう)とはいいきれないことを示すデータもある。
 モルガン・スタンレーのアンドリュー・シーツ氏は、市場の揺れは見た目以上に大きいと指摘する。株式のオプション市場で織り込まれていた予想変動率と、翌日の実際の株価がどれくらい乖離(かいり)したのかのデータを計量分析したところ、統計学上、極端な外れ値を示す「3シグマ」となる頻度が今年は目立つという。
 この外れ値になる確率は1年に1度あるかないかだ。今年は日米欧の株式市場で既に4回起きており、2019年通年に並んだ。債券、商品、外国為替など株式以外の資産でも頻発している。この状態が続くと「過去20年で最多になる」(シーツ氏)という。同じオプション価格から算出する米VIX指数や日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は危険水域の手前で踏みとどまるが、野村証券の高田将成氏は、その差は「オプション価格などに定量的に織り込みきれないリスク要因の多さ」からくるとみる。
 もっとも、世界景気が回復基調に戻るなら、今は投資のタイミングのはずだ。市場を覆うもう1つの不安は、新型コロナウイルスの感染拡大が「グローバル化が本格的に進んだ中での大流行という未経験の領域」(BNPパリバ香港の岡沢恭弥氏)であるためだ。
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 世界で政策総動員が叫ばれるが、供給網の混乱が長引けばインフレ圧力が強まり、新興国などで金融政策の余地が狭まる。一方で過大な対策は「債務膨張でチャイナ・ショック再来のリスクが高まる」(大和総研の児玉卓氏)。なかでも日本は「感染症対応に後れをとったとみなされた」(国内運用会社)といい、海外上場の上場投資信託ETF)などを通じた資金流出に歯止めがかからない。
 長期にわたる緩和相場での正解は「下がれば買い」だった。だが極端な動きが頻発する荒れ相場がこの先も続くならば、「上がれば売り」(BNPパリバの岡沢氏)に勝ちパターンが転換する可能性がある。この下げ局面で投資家はどう動くのか。難しい判断を迫られている。(富田美緒)

 

マーケットの話題、レオスの「現金」が向かう先(市場点描)
2020/02/27  日本経済新聞 朝刊  19ページ

 「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークスの運用方針が注目を集めている。ひふみ投信や「ひふみプラス」などを一括して運用するマザーファンドで、1月末まで0・7%だった現金比率を25日時点で30%弱まで高めた。新型コロナウイルスの感染拡大で、相場が下落することに備えた動きだ。
 現金比率は2月14日以降に徐々に高めたという。30%程度まで比率を高めたのは2015年のギリシャショック時以来で、現金の額は約2000億円と過去最高だ。
 藤野英人社長は「市場が新型コロナの世界的な感染拡大を受け止める段階にあり、ここからさらに相場が下落する可能性もみている」と話す。手元の現金は、機動的に買いに動けるように準備しているという。
 26日の東京株式市場では、昨年10月末時点で同ファンドに組み入れていたミライト・ホールディングスが前日比1%高、クレハも1%高と逆行高となった。レオスが再び買いに動くとの思惑が出ているようだ。「新たに組み入れる銘柄も選定している」(藤野社長)といい、「2000億円」が向かう銘柄探しが活発になりそうだ。