穴ブログ~穴馬特化型予想~

穴にまつわるブログです。穴とは「欠点・弱点」のほかに「他人が気づかない良い事柄」 という意味もあります。私自身が穴だらけの人間であり、天邪鬼なため”穴”馬や”穴”場を好みます。 他人が気づかないことに気づける感性を持ち続けるためのブログです。

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【組織開発】なぜ活発な議論ができないのか?【原因は手段の目的化】

なぜ活発な議論ができないのでしょうか?

そんな悩みを抱えた職場の管理職、リーダー、新入社員、若手社員の方は多いと思います。

答えはシンプルで、手段の目的化が起こっているだけだと思います。

活発な議論は、手段であり、その先には目的があるはずです。

 

 

モノが言えない風土?

本当にモノが言えない風土なのでしょうか。

大企業を除いて、一般的な会社では上長や役員との物理的な距離も近いです。

言おうと思えば言える環境にはあるはずですし、言っている人は言っています。

単に「モノが言えない風土」を「自分は意見が言えない」(=「考えていない」)ことを正当化するための言い訳にしているだけなのではないでしょうか。(=他責思考)

 

上司が認めてくれない?

また、よく「上長が認めてくれない、何を言っても否定的だ」「保守的でチャレンジさせてくれない」と言います。

しかし、提案する側も相手の立場に立って考え、相手が納得してGoサインを出せるまでの必要な準備と熱意を込めたのでしょうか。

今一度検証する必要があります。

そもそも提案や意見にすらなっていない愚痴や不満をそのまま上長にぶつけてしまっているパターンも多くあると思われます。

 

活発な議論の目的とは?

そもそも何のために「モノを言う」のでしょうか、「活発な議論」をするのでしょうか。

「モノを言う」、「活発な議論をする」には目的が必要です。

会社として(+自分として)の目的が明確になっておらず、共有しないゆえに共感もなく、目標もあいまいで誰もコミットしていないことが多々あります。

そこには、モノを言うことや活発な議論が起きるはずがないのだと思います。

「モノを言う」こと、「活発な議論をする」という手段を煽れば煽るほど、目的は忘れられ現場はシラケていきます。

 

まとめ

できない原因を探す前に、まずその目的を創ることから始めなければなりません。

ビジネスの目的や達成すべき目標、解決すべき課題等(=あるべき姿)を明確に定めることが最優先で必要だと思います。

 

目的を創る方法は以下の記事も参考にしてみてください↓ 元マクドナルド鴨頭嘉人氏の講演から学びました。

 

intiraimi020406.hatenablog.com